りっきぃブログ(rickyblog)

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【TOEIC】Part6の攻略法【コレを知っておけばスコアUPします】

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こんにちはりっきぃです。

 

今回は、TOEICリーディングパートのPart6についての記事となります。Part6は全部で16問の長文穴埋めです。Part5とは違い品詞の知識だけでは点数を取ることができません。

 

本記事は、以下のような人に向けて内容を書いていきます。

・ Part6に苦手意識のある人
・具体的な勉強方法がわからない人
・1問1問を素早く解きたい人

 

 

 

 

Part6に出題される問題形式

先ほどにもあったように、Part6は全部で16問あります。その16問は以下の3種類の問題形式で構成されています。

①独立型問題
②文脈型問題
③文章挿入問題

上記の3つの問題形式について、それぞれ解説していきます。

 

独立型問題

独立型問題とは、空欄を含む一文を読んで答える問題のことを言います。Part5の問題と同じです。

 

この問題は全部で5〜6問出題されます。

 

例題

As mentioned in our previous letter dated
July 1,applications ( 1 ) do not enclose a
receipt for the fee are invalid.

(A)who
(B)that
(C)whose
(D)which

例題は関係詞の問題です。(D)が正解になります。これは、空欄を含む一文だけを見れば解けますね。Part5と同じ要領で解くことができます。

 

独立型問題には以下のような種類があります。

・前置詞、関係詞を選ぶ問題
・品詞問題
・動詞の時制が問われる問題

これらの問題は、すべて、空欄を含む一文を見れば解けます。

 

しかし、Part6の対策をするにあたって、この独立型問題の勉強をする必要はあまりありません。

 

なぜなら、Part5で練習した方がよっぽど効率が良いからです。

 

Part6の対策をするなら、次に出てくる「文脈型問題」の勉強をしましょう。

 

文脈型問題

文脈型問題とは、空欄を含む一文の前後の文を読んで答える問題のことを言います。Part6特有かつメインとなる問題です。

 

この問題は全部で6〜7問出題されます。

 

例題

I am writing this letter to acknowledge that
we have received your generous donation to
Santa For Everyone,and to express our ( 1 ).

(A)reputation
(B)routine
(C)sorrow
(D)gratitude
答えは(D)です。Part5と同じ要領で解こうとしても分からなかったと思います。
 
空欄を含む一文を見てみると
and to express our ( 1 ).

と、なります。どの選択肢も意味的に当てはまりそうですね、、、

 

しかし前の文を見てみると、

I am writing this letter to acknowledge that
we have received your generous donation to
Santa For Everyone

というように、「寄付に対して手紙を書いている」ことが見て取れます。

 

文脈からして、これは寄付に対する「お礼状」だということが最も自然な流れになりますね。

 

文脈型問題には以下のような種類があります。

・接続副詞、代名詞を選ぶ問題
・語彙が問われる問題
・動詞の時制が問われる問題

これらの文脈型問題は、空欄を含む一文を見るだけでは、答えにたどり着けません。その前後の文にヒントが隠されています。

 

Part6は文脈型問題がメインなので、これを対策することによって、スコアが伸びていきます。

 

文章挿入問題

文章挿入問題は文字通り、空欄に最も適切な文を入れて文章を成立させる問題です。Part6特有の問題で、激ムズです。高スコアを狙っていないなら捨てても良い問題です。

 

各長文に1問ずつ(全部で4問)出題されます。

 

この問題は空欄の場所によって、入れる文の内容が異なる傾向があります。

 

空欄の主な場所と文の内容は以下に示してあります。

文頭・・・はじめの挨拶
文中・・・文脈に沿った内容
文末・・・締めの言葉や読者に対する提案

あくまで上記のような傾向があるだけで、空欄が文頭にあったからと言って、必ずしも挨拶の文が入るとは限りません。

 

文挿入問題を解く上で必要なスキルは、文脈を把握する力です。答えのヒントが空欄から遠い場所にあったりするので、文全体の文脈把握が必要です。

 

そのためには、長文を1行目から最終行まで読まなければなりません。また、単語や文法の知識がなければ文脈を把握することは難しいです。

 

 

Part6の勉強方法

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ここまでで3種類の問題形式を紹介してきましたが、どれを優先的に学習すれば良いかをまとめると、

最優先:文脈型問題
2番目:文挿入問題
3番目:独立型問題

※独立型問題もかなり重要ですが、Part5で練習しましょう。

 

文脈型問題を徹底的に学習すべきです。

 

まずは、単語の勉強をしつつ、速読の練習をするところから始めましょう。以下の記事を参考にしてみてください。

 

www.e-resistance.work

 

www.e-resistance.work

 

次に問題集を使って、ひたすら文脈型問題を中心に解きまくりましょう。やはり、数をこなすのが手っ取り早いです。

 

本番で意識すること

また、Part6では純粋な語彙力と文法力が試されるパートなので、考えても分からない問題はいくら時間をかけても分かりません。(文挿入問題は激ムズなので、一切見ずにスルーするのも十分アリです。)

 

今の自分には解けないだろうと思ったら、素早く諦めてPart7にコマを進めるのがベストです。

 

おすすめの参考書【3冊紹介します】

TOEIC Part6の学習に使える参考書を3冊ご紹介します。 Part6に特化して学習できる本やPart5も一緒に学習できる本を挙げてみました。

 

 Part6に特化した参考書

 

 Part5,6に特化した参考書

 

実践用の参考書

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ちなみに、 Part6にかける時間は10分が良いとされています。1問あたり30〜40秒です。このスピードを意識しながら、練習問題を解くようにしましょう。

 

今回はこれで以上です。