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【TOEIC】接続詞と接続副詞の違いについて解説します

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こんにちはりっきぃです。

 

今回は、接続詞と接続副詞について詳しく説明していきます。

 

以前に「前置詞と接続詞」についての記事を書きましたが、それについて知りたい人は下の記事を参考にどうぞ。

 

www.e-resistance.work

 

「接続詞と接続副詞」、名前が似ていてややこしいですが、文法的な違いはものすごく簡単です。

 

 

 

 

接続詞と接続副詞の種類

まずは接続詞と接続副詞にどんな種類があるのか、それぞれ見ていきましょう。

 

・接続詞

接続詞
but しかし
and そして
because 〜なので
while 〜の間
though/although/even though 〜にもかかわらず
given that 〜考慮すると
once 〜するとすぐに
even if たとえ〜でも
so that 〜するように
unless 〜しないように
whereas 一方で
in case 〜するといけないので

 

・接続副詞

接続副詞
however しかし
moreover さらに
besides その上
likewise 同様に
instead 代わりに
nevertheless しかも
thus このように
therefore それゆえ
furthermore さらに
meanwhile その間に

このようにさまざまな種類があります。お互い日本語の意味が同じものがありますが、接続詞と接続副詞に区別されているので、ちゃんとした違いがあります。

 

次にその違いを見ていきましょう。

 

 

接続詞と接続副詞の大きな違い

・接続詞

接続詞は2つの要素をつなげる語です。

 

例を見てみます。

He is famous, but I don't know.


彼は有名だが私は知らない。

butが接続詞

 

このように、SV〜[接続詞]SV〜という構造になっていますが、ここで重要なのは、ピリオドが1つしかないことです。

 

要するに、2つの事柄(彼は有名+私は知らない)が接続詞によって関連付いたわけで、これで1つの文章になっています。

 

途中でピリオドで区切らなくても、1つの文章にまとめることができるのが接続詞の特徴です。

 

・接続副詞

本来は副詞なのですが、接続詞と同じ役割を持っています。

役割は接続詞と同じでようで少しだけ違います。

 

例を見てみましょう。

He is famous. however, I don't know.


彼は有名だが私は知らない。

howeverが接続副詞

 

SV〜.とSV〜.をhoweverがつないでいる構造です。こちらも2つの事柄を関連付けていますが、接続詞の文と違って、ピリオドが2つあります。

 

これは、文と文が接続副詞によって関連付けられた2つの文章になっているのです。

 

ピリオドによって文が区切られたときに使うのが接続副詞です。

 

・接続詞but:He is famous, but I don't know.

・接続副詞however:He is famous. however,I don't know.

見比べてみると一目瞭然です。

 

ピリオドが1つのときは接続詞でピリオドが2つのときは接続副詞を用いる。

違いはたったこれだけです。簡単ですね。

 

今回はこれで以上となります。この記事がお役に立てたら幸いです。