りっきぃブログ(rickyblog)

工業高校卒で英語学習に励む者の情報発信ブログ。

【例文あり】mustとhave toの違いを分かりやすく解説!

こんにちはりっきぃです。数ある記事の中、このブログを訪問していただきありがとうございます!


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こんな人に読んでほしい!
  • mustは「〜しなければならない」などの覚え方をしている方
  • have toは弱めのmustというイメージを持っている方
  • mustとhave toの違いがわからない方
 
mustとhave toは訳し方が似ていて、ほぼ同じ意味を持っている印象があります。しかし、やはりどちらも意味が違えば使い方も異なってきます。実際の英会話の中でmustとhave toを言い間違えるだけでも、失礼な言い方になることだってあるくらいです。
 
この記事ではmustとhave toの意味と使い方について説明しつつ、その違いを例文を交えて解説していきます。
 
この記事を読むメリット
  • mustとhave toそれぞれのニュアンスが分かる!
  • mustとhave toの違いについても分かる!
  • 適切な英会話表現を学ぶことができる!
 
 
 
 
 

mustの意味とは

must=「〜しなければならない」や「〜に違いない」を表す助動詞ですが、must本来の意味は「高圧的な圧力」です。それに加えてmust=助動詞というのは、話し手の意思や思いが込められます。そのため、mustと言われた相手側の気持ちを考慮せずに話し手側からの一方的な圧力がmustにはあります。

 

肯定文

〜しなければならない
You must finish your homework by the end of the day.
(あなたは今日中に宿題を終わらせなければならない)

どうしてもその行為に及ばなければならないという強いプレッシャーがかけられています。また助動詞の働きから、この発言をした人の主観的な気持ちが含まれていて、you(あなた)がどう思っていようが関係はないのだ!というわけです。

 

日常英会話ではmustの使い方には気をつけないと!

 

〜に違いない
She must be rich.
(彼女はお金持ちであるに違いない)

これはmustが持つ「圧力」から、他の可能性はありえない=「〜に違いない」へと派生した表現です。やはりこれも助動詞の主観的な気持ちが含まれます。高級そうな服やアクセサリーを身につけているのを見て、実際はどうか分らないが「さぞかし彼女はお金持ちなんだな」と強く思っている様子です。

 

否定文

〜してはいけない
You mustn't take pictures in the movie theater!
(映画館内で撮影をしてはいけません)
must notで「〜してはいけない」=「禁止である」ことを表します。
 
 

have toの意味とは

mustと似ていて意味は「〜しなければならない」と「〜に違いない」ですが、have toは助動詞の働きを持たないので話し手の主観的な意思はないです。そのため状況や場面を客観視した時に、必要性や必然性が感じられる場合にはhave toを使います。

 

肯定文

〜しなければならない
I have to get up early tomorrow.
(明日は朝早く起きる必要がある)
「明日は学校があるから早く起きないといけない」などといった、何かしらの理由が裏付けられている場合は「する必要性」があるのでhave toを使います。
 
〜に違いない
She has to be rich.
(彼女はお金持ちであるに違いない)
mustとは違い、「rich(お金持ち)」である証拠がいくつかあり確信に至った際にhave toが使われます。
 
 

否定文

〜する必要はない
You don't have to get up early tomorrow.
(明日は早く起きる必要はない)
must notは「禁止」を意味するのに対し、not have toは「〜する必要はない」を表します。
 

疑問文の時はhave toは注意が必要

肯定文でmustを使う時は使う場面次第では、注意が要りますが、疑問文になると逆にhave toの使い方に、気をつけなければいけません。

Do I have to help you?
(私は手伝う必要がありますか?)
これは一見「お手伝いしましょうか?」と尋ねているようですが、実は本来は必要性がないものに対して言い、「私が助ける必要性があるのでしょうか?」=「ほかの誰かに手伝い頼んでよ」といったニュアンスがあります。
 
 

まとめ

この記事の内容を簡単にまとめてみました。

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こうやってみると、mustとhave toは意外と違いがあるものですね。英会話では使い時に注意する必要があることを忘れないでください。

 

今回は以上です。

 

これでもう間違えることはない!