りっきぃブログ(rickyblog)

工業高校卒で英語学習に励む者の情報発信ブログ。

【初心者向け】TOEIC学習の始め方【参考書も紹介します】

 

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こんにちはりっきぃです。


先日、このようなツイートをしました。

 

TOEICの勉強をするのに教材が沢山ありすぎて、どれにするかを選ぶのに時間がかかる。

 

で勉強する時間が削られると。

 

そしたら、どんな勉強をしたらいいのかを勉強する必要がある。これでまた時間が削られる、、、

 

今からTOEICの勉強を始める人は特に、学習時間そのものを増やしたほうがいいですよ。

内容をもう少し深掘りしようと思ったので、この記事を書きました。

 

今回の記事は、これからTOEIC学習を始めるという人に向けての内容となっています。なお本記事は、主に初心者に向けての内容ですので、TOEIC上級者の人にはあまり参考にはならないかもしれません。ご了承ください。

ここでの初心者というのは、スコアが約200〜400点の人を指しています。(TOEIC未経験者の方も含む)

 

先ほどにもあったように、TOEICの学習において、どんな勉強をすれば良いのか、またどの参考書を使えば良いのかなんて、特に初めてのTOEIC学習者にとってはさっぱりだと思います。

 

そんな、初心者あるあるな悩みを解決すべく、本記事では具体的な学習方法やおすすめの教材を紹介していきます。

 

     〜こんな人に読んで欲しい!〜
・何から手をつけたら良いかわからない人
・教材がたくさんあり過ぎて選べない人
・TOEICの勉強を始めたばかりの人

 

 

 

どんな勉強をすべきか

TOEICに必要な英語力は一体何なのか。

↑↑↑まずはこれを知るところから始めましょう。

 

TOEICに必要な英語力は以下の3つです。

1 単語力
2 文法力
3 リスニング力

 

上記がTOEICに必要なスキルであり、これらを高めることによってスコアが伸びていきます。

 

それでは、1つずつ具体的に説明をしていきます。

 

単語力

単語力というのは、すなわち語彙力のことです。単純に、言葉を知っているかどうかの力です。

 

eat,apple,like,when,nearly などといった、無数にある言葉の中から意味の知っている言葉をどんどん増やしていきます。(漢字を覚えるのと同じ感覚)

 

ところが、TOEICには全くもって必要のない単語がたくさん存在します。

 

数ある単語の中で覚えておくべきものは、ビジネス用語です。

 

ビジネス用語とは、仕事や業務に関する言葉のことです。
 

TOEICの世界では「空港でのアナウンス」や「ホテルの予約」、「企業の商品紹介」などといった、ビジネスに関する内容しか出てこないのです。あまり、日常生活や遊びとかで使うような言葉は出てきません。

 

つまり、単語はビジネス用語に焦点を置いて覚えていった方がスコアUPに直結し、最も効率が良いのです。

 

文法力

2つ目は文法力です。文章全体の文意を把握するための力です。TOEICに必要な文法力は、基本的に中学レベルの文法ですが、高校レベルの文法もおさえておいた方が良いです。

 

文法とは具体的にどういうことかと言うと、

・He was given a watch.

 

上の文章は、be動詞+過去分詞の形をしている受動態なので、「彼は時計を受け取った。」となります。しかし、この受動態という文法を知らないと、彼が時計を与えたのだと解釈してしまう恐れがあります。

 
上記のように、単語だけを知っていても文章の正しい意味を理解することはできません。単語だけではわからない文の意味を文法が付け足してくれます。
 
かと言って、文法力だけに長けていても、単語を全く知らなければ結局その意味を理解することはできないです。

 

単語力と文法力は共存するものです。両方の能力を平行して伸ばすことで確実にスコアを上げることができます。最低でも中学レベルの文法はマスターしておきたいところです。

 

リスニング力

最後はリスニング力です。これに関しては、リスニングパートのみの必須スキルなのですが、むしろこのスキルだけでリスニングは点数が取れます。

 

TOEICのリスニングパートでは、リーディングパートよりも比較的簡単な語彙や文法が出てきます。聞き取ることさえできれば本当に楽になります。

 

リスニング力とは具体的に、発音された単語をほかの単語と間違えることなく聞き取ることを言います。

 

例)whenと発音されたのに、whereと聞き間違える

 

単語力と文法力を鍛えていても、英語の発音をその通りに聞き取れなければ元も子もありません。

 

リスニングパートでは、英語を正しく聞き取れなければ点数は取れません。逆に英語を正確に聞き取るリスニング力さえあれば、みるみるうちに点数が上がっていくのです。

 

 

各学習におすすめの参考書

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以上がTOEICに必要な英語力についての内容でした。次に、これら3つの英語力を向上させるための学習本をそれぞれ紹介していきます。

 

単語力を鍛える本【厳選2冊】

英語の基礎とも言える単語を学習するのに、うってつけの参考書を紹介します。正直、以下の2冊をマスターすれば、単語力には自信がつくかと思います。

 

覚えるまでが大変ですが、ひたすら数をこなして根気よく覚えていきましょう。

 

✔︎スピードマスター600点レベル

TOEIC600点レベル=初心者向けのレベルとなっています。最初から最後まで、比較的覚えやすい単語やイディオム(熟語のこと 例:by the way など)が収録されており、TOEIC学習の序盤にはもってこいの単語帳です。

 

 ✔︎金のフレーズ

TOEICに頻出する単語のみが収録されています。本書の単語を一通り覚えれば、ほぼ全てのパートに対応できる単語力を養うことができます。ちなみに、本書の著者は毎回TOEICを受験し満点を取得しています。

 

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文法力を鍛える本【厳選2冊】

文法力は主に、リーディングパートに効果を発揮します。リーディングの点数が低く、苦手意識があるなら以下の2冊を手に取ってみてはどうでしょうか。

 

Part5は文法問題だけなので、このパートを重点的に練習すれば効率よく文法力を磨くことができます。

 

✔︎文法問題でる1000問

リーディングセクションのPart5の設問が1000問分も収録されており、文法の勉強+Part5の練習ができます。文法は数をこなせば定着していくので、この1冊を持っているか持っていないかで、文法力に大きく差が出てきます。非常にオススメです。
 
✔︎文法特急1駅1題

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サイズが小さめで持ち運びが楽なので、どこでも本書を使って勉強ができます。また、1問1答形式なので、ちょっとしたスキマ時間に活用することができ、非常にお手頃です。

 

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リスニング力を鍛える本【厳選2冊】

TOEICにはリスニングとリーディングの2種類のパートがありますが、スコアを伸ばしやすいのはリスニングです。

 

どっちを勉強しようか迷っているのであれば、迷わずリスニングを学習すべきです。

 

✔︎新形式精選模試リスニング2

本書はTOEICのリスニングパート5回分の問題数が収録されており、コスパがとても良いです。この1冊だけで十分なくらいリスニングの学習ができ、何周もすると確実にリスニング力が向上するはずです。
 
✔︎究極のゼミPart2&1

TOEICの中で最も低難易度のPart1と、最もスコアの上げやすいPart2の2パートのみに絞った学習ができます。両パートに特化した内容なので、大変わかりやすいです。序盤のうちに、これらのパートを学習するのが無難です。

 

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最も優先すべき学習

ここまでで、TOEICに必要な英語力は単語力・文法力・リスニング力とお話ししてきましたが、この3つの中で最も大切なのは、単語力です。

 

なぜなら、文法力は主にリーディングパートでの活躍、リスニング力はリスニングパートでの活躍を果たしますが、単語力は両パートにおいて必須級のスキルになるからです。そもそも単語を知らなければ、手も足も出ません。

 

単語だけでも毎日学習をしましょう。これからTOEIC学習を始めるという人にとっては、最も効率の良い学習方法です。

 

これで以上となります。