こんにちはりっきぃです。
今回の記事はTOEIC リーディングパートのPart5についての内容となります。計30問の短文穴埋めであり、リーディングパートの中では最もスコアの上げやすいパートです。
・品詞問題が分からないという人
・品詞が見分けられないという人
Part5に必要な英語力
Part5は主に、品詞問題と文法問題が出題されます。空欄の前後の単語を見て答えを判断するので、1問1問にかける時間は少ないです。(1問20秒がベスト)
しかしながら、すべての文章を読まないと解けない問題も中にはありますが、いずれにせよ単語力や文法力、品詞を見分ける力があれば簡単です。
文法に関しては、高校で習う文法だけで理論上満点取れます。本記事では、品詞問題の解き方と品詞の見分け方についての内容となります。
単語の覚え方については下の関連記事をご参考ください。
※本記事で説明する品詞は名詞、動詞、副詞、形容詞です。
品詞問題の解き方
まず、Part5では問題文よりも先に選択肢を見てください。その時に同じ意味で形の違う単語で構成されていたら、それは品詞問題となります。
名詞と形容詞、動詞と副詞には、それぞれお互いに関係性があります。その関係性とは修飾関係です。
具体的には、名詞を修飾するのは形容詞で動詞を修飾するのは副詞といった関係性です。
つまり、文中で名詞の前が空欄になっている場合には形容詞が入り、動詞の前が空欄になっている場合は副詞が入ります。その逆もしかりです。(副詞は、動詞だけでなく動名詞や形容詞を修飾する働きもあります。)
ですので、先に選択肢を見て品詞問題だと判断することができれば、空欄の前後を見るだけで答えが分かるため時間短縮につながります。
品詞の見分け方
これら4種類の品詞を一瞬にして見分けることのできる鉄則が存在します。
基本的には語尾を見ればすぐに見分けがつきます。単語の意味が分からなくても語尾を頼りに品詞を判別することによって、Part5の問題を解くことができます。語尾に注目しながらそれぞれ見ていきましょう。
名詞の見分け方
名詞の共通した語尾の特徴として、-mentや-tion、-tyなどがあります。他には-erや-eeといった、「動詞を行う人」を表す名詞もあります。一通り見ていきましょう。
- -ment procurement(調達)
- -tion tuition(授業料)
- -ty amenity(娯楽施設)
- -er employer(雇用者)
- -ee employee(従業員)
- -or actor(俳優)
- -ance insurance(保険)
- -ence convenience(利便性)
- -cy privacy(個人)
- -sion expansion(拡大)
- -ness fitness(健康、適切性)
動詞の見分け方
動詞にも共通した語尾があります。名詞よりも語尾のパターンが少ないので、比較的覚えやすいかと思います。
- -fy modify(修正する)
- -ize realize(実現する)
副詞の見分け方
語尾が-lyとなるものがほとんど副詞になります。共通パターンとしてはこれ1つですので、語尾が-lyの単語をいくつか見てみましょう。
- successful (うまく)
- actually (実際に)
- usually (普通に)
- definitely (絶対に)
- importantly (大切に)
- flexibly (柔軟に)
- promptly (速やかに)
- finally (最後に)
形容詞の見分け方
副詞から語尾の-lyをとってあげると全て形容詞になります。見分けが簡単な副詞を判別してしまえば、形容詞も一緒に判別することが可能です。
actual (実際の)
usual (普通の)
definite (確固たる)
important (大切な)
flexible (柔軟な)
prompt (速やかな)
final (最後の)
まとめ
4種類の品詞問題の解き方と見分け方を紹介しました。単語の意味を知らなくても、品詞さえ把握していれば簡単に解けてしまうのです。
すぐにスコアを上げたいという方は、まずは品詞を知ることを強くオススメします。
オススメの教材
Part5はとにかく多くの問題を解いて数をこなした方がスコアUPできます。そのため、かなり多くの問題が収録されている教材を使うべきでしょう。
あとは実践あるのみです。頑張っていきましょう。
また、Part5に限らずTOEIC学習を全般的にやりたいという方は下記の記事をおすすめします!
というわけで、今回は以上です。