こんにちはりっきぃです。数ある記事の中、このブログを訪問していただきありがとうございます!
- byとuntilを両方とも「〜まで」と記憶した方
- byとuntilの意味の違いが分からないという方
byとuntil、この2つの単語を「〜まで」という意味で覚えている方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、その覚え方は間違っています。また、同じような訳し方をするのが原因で、これら2つの単語の違いで悩んでしまう方は少なくありません。が、実は決定的な違いがあるのです!
この記事では、そんなbyとuntilの意味についてそれぞれ徹底解説していき、皆さんに分かりやすく意味の違いを明確化していきます。
- byとuntilそれぞれの意味が分かる!
- それぞれの使い分けついても理解できる!
- 資格試験や英作文に役に立つ!
前置詞byの意味
byは「〜まで」と訳すことができますが、それ以外にも色んな意味があります。一言で表すと「距離の近さ」がbyのイメージです。ここから、様々な意味へと派生していきます。
すぐそば
・I'll be waiting by the convenience store.
(コンビニのすぐ近くで待っているよ)
これは距離が近いというイメージそのままですね。このbyは他の前置詞でnear(〜の近く)に置き換えることもできますし、near byやclosed byとセット用いることも可能です。
〜によって
・This painting was painted by Picasso.
(この絵画はピカソによって描かれたものだ)
この意味でのbyは主に受動態の文章で使われることが多いです。受動態では動作主が分からないので、上の文では「誰が描いたのか」を説明します。このときに動作主が間近に感じられるために、byを使うのです。
方法・手段
・I came here by car.
(私は車でここへ来た)
byを用いて方法・手段を表す際は、冠詞など他の情報は付け足しません。例えば、彼の車で(his car)という時はbyではなくinを使います。
・I came here in his car.
(私は彼の車でここへ来た)
byは、「車という形はなく交通手段」ということがイメージされます。
〜まで
・Please hand in the papers by this Friday.
(今週金曜日までに書類を提出してください)
〜までという期限を表しますが、これは期限が間近に迫ってくることからbyのイメージにピッタリとハマるのです。そしてこのbyを考えるときに大事なのは、期限までならいつでも良いということで、このニュアンスがuntilとの違いをはっきりさせるのです。
木曜でも水曜でもいつでも提出していいよってわけだね!
前置詞・接続詞untilの意味
untilはbyと同じで「〜まで」と訳されますが、期限を表す単語ではなく「同じ状態で継続している」がuntilのイメージです。
・I was awake until 3 p.m last night.
(私は夜中の3時まで起きていた)
上の文は、「I was awake」という状態がuntil以降で指した時点まで続いていることを意味します。「夜中の2時」など途中で寝ていたらダメだということです。また、このuntilは前置詞ですが接続詞としても使えます。
・You have to wait here until she comes.
(彼女が来るまでここで待つ必要がある)
接続詞でもやはり考え方は同じです。「wait」という状態を「she comes」まで維持する必要があるわけですね。
「〜まで」という日本語にはbyとuntilの両方の意味が含まれているからややこしいんだね!
まとめ
- byは期限を指定するときに使う
- untilは同じ状態の継続を表す
ここまででbyとuntilの意味についてそれぞれ解説してきましたが、具体的な使い分けの違いは一目瞭然ですね!
というわけで以上です。これでもうbyとuntilは怖くないね!