こんにちはりっきぃです。
今回は関係詞のwhichとwhereに関する内容となっております。どちらも意味は「人以外のもの」を含めていますが、文法的な違いがあります。関係詞に苦手意識のある人は少なからずいるかと思いますが、決して難しくはありません。
・関係詞について詳しく知りたい人
・関係詞にはどんな種類があるのか知りたい人
・それぞれの使い分け方が分からない人
そもそも関係詞とは
関係詞は、直前の名詞をS+Vで説明しそれを名詞とつなげる接続詞的な役割を持つものです。
これはあなたのために買った本です。
関係代名詞 | 先行詞 |
---|---|
which | もの |
who | 人 |
what | ー |
that | 人・もの |
関係副詞 | 先行詞 |
---|---|
where | 場所 |
when | 時 |
why | 理由 |
how | 手段 |
そして、この関係代名詞と関係副詞こそが、後述するwhichとwhereの違いを説明する大きなカギとなるのです。
WhichとWhereの違いとは
上の表にある通り、whichは先行詞を「もの」とする関係代名詞で、whereは先行詞を「場所」とする関係副詞であるということが分かったと思います。
しかし、どちらも先行詞が似たような意味合いで、具体的な違いがいまいち分かりませんよね。言葉にすると難しいですが、関係代名詞は先行詞が目的格の名詞、関係副詞は先行詞が場所の副詞、ということが大きな違いです。このことについて、例文を交えて解説していきます。
whichは先行詞が目的格の名詞となる関係代名詞
たとえば、このような設問があったとします。
Yamanashi is the town ____ I visited three years ago.
(A)which
(B)who
(C)whose
(D)where
大半の人は、(A)と(D)で迷うと思いますが.....答えは(A)whichになります。この場合はtownが目的語の名詞です。では、順を追って説明していきます。
山梨はわたしが3年前に訪れた町です。
・目的語(O) = Yamanashi(=先行詞:town)
という文型になります。
したがって、先行詞townが目的格の名詞となっているので、答えはwhichとなるのです。
whereは先行詞が場所の副詞となる関係副詞
次にWhereを使った例文を見ていきます。
(A)which
(B)who
(C)whose
(D)where
やはり、(A)か(D)で迷ってしまいそうですね。ですが、答えは(D)whereとなります。こちらはtownが副詞になります。では、順を追って解説していきます。
山梨はわたしが住んでいる町です。
↓↓↓
わたしが住んでいるのは山梨ですから、
liveとinはセットで使い、先行詞townがliveを修飾する副詞に変わっているので、答えはwhereとなります。
まとめ
以上が、whichとwhereの違い(関係代名詞と関係副詞の違い)となります。先ほどは文章を変換して解説を進めましたが、